講演・セミナー事例
組織変革に向けた本質的なメソッド「バインディングアプローチ」を学べる講演・セミナー
公益財団法人 日本生産性本部 栗林様
公益財団法人 日本生産性本部
(公財)日本生産性本部認定 キャリア・コンサルタント
栗林裕也氏
公益財団法人 日本生産性本部
人口減少に伴う労働力不足、技術革新やグローバル化の波が押し寄せるなか、日本生産性本部は次世代が希望の持てる持続可能な社会経済システムを確立するため、問題分野別にさまざまな会議体を設立して精力的に調査研究活動を行い、その成果を広く各界に発信・提言しています。また、日本初のビジネススクールの一つである経営アカデミーや、組織変革や職場環境改善を支援するメンタル・ヘルス研究所などの活動を通じて、企業の生産性向上を支援しています。
日本生産性本部について教えてください。
企業や労働組合・官公庁・研究機関などの生産性向上を支援することを目的とした公益財団法人、それが私たち日本生産性本部です。1955年の発足時から社会経済システム及び生産性に関する調査研究・情報収集などを行ない、組織・個人に向けて情報を提供してきました。お客様の割合は9割程が民間企業になり、その事業規模は大手から中小企業まで幅広いのが特徴です。
日本生産性本部の事業を大きくわけるとシンクタンク、コンサルティング、研修、セミナー(講演会)などのカテゴリーがあり、お客様の要望により様々な活動を行なっています。現在、賛助会員となる企業・労働組合・団体・個人が2000以上、事業規模は80億円程になります。特に研修・セミナーなどは、多くのコースを用意しており、「生産性」というソリューションを様々な分野へ広めています。
どういった講演やセミナーを実施しているのでしょうか?
階層別・スキル・テーマ別など多彩な「公開研修プログラム」を実施しています。日本生産性本部の発足当時は労使課題の解決に向けたアプローチなどを主に行なっていましたが、現在はワークライフバランスやダイバーシティ・マネジメント、メンタルヘルスなど、組織の課題に合わせて数多くのテーマを扱っています。また、日本の生産性を国レベルで上げていくための大きな視点を持った活動に、中小企業も巻き込んで情報交換していくなど、その対象は幅広いのが特徴です。
株式会社チェンジ・アーティストにはどういったきっかけで講演講師をお願いしたのでしょうか。
ほとんどのセミナーはお客様からテーマの要望があった上で、そこにあった講師を探すのが通例です。例えば書籍を執筆していたり、講師同士の繋がりで紹介いただいたりと。しかし、チェンジ・アーティストの荻阪さんとはお客様からの紹介でプライベートでお会いしたのがきっかけでした。
初めて荻阪さんにお会いした際の印象は今でも覚えているのですが、クライアント企業のお客様からの信頼が厚く、さらには人間的にもとても熱い方だということ。困っている組織にアプローチしていくという想いには共感を覚えましたし、ご一緒に何かできないかなと感じました。それが生産性本部における講演・セミナーの開催というカタチで実現しました。
株式会社チェンジ・アーティストの講演・セミナーの特徴や強みは何だと思いますか
話の内容がシンプルでわかりやすい。それでいて、簡素ではなく、物事の本質をついている。それが荻阪さんのセミナーの印象ですね。
本音を言うと、コンサルタントは簡単なことは難しく、難しいことをさらに難しく伝える方も多いのですが、荻阪さんの話は、ご自身が組織変革コンサルティングを実施してきた実体験にもとづく話が多く、地に足がついている印象を受けます。理論理屈で押し通すコンサルタントとは根底から違いますね。
そのため、参加者の方も頭の整理がしやすく、すぐに実行に移したいと思えるのではないでしょうか。
私が印象に残っているのは、組織内の役割やフォーメーションの話や、どんなバラバラ組織でも結束力が生まれる「バインディング・アプローチ」というメソッド。具体的には、荻阪さんの著書である「結束力の強化書」に詳しく記載されていますし、実際にセミナーでその内容を聴いていただきたいのですが、人材育成や人間関係作り、そして組織変革に向けて大切な視点を養えると思います。
今まで参加者の声があればお知らせください
他と大きく違うなと思ったのが、同じ講演で組織の上層部も現場の方も両方に話がヒットしていて、「この講演会は面白い」と言っていた点ですね。現場へのアプローチを大切にしている荻阪さんだからこそ、すぐにできる挨拶の大切さなどの基本的なところから、企業理念の浸透、組織戦略の実行といった経営的視点から、必要な内容までわかりやすく説明しているのが印象的ですね。
また、通常のセミナーだと受講者の方と交流していくと思いますが、荻阪さんは企業の担当者など依頼する側の方とも深い関係を築いています。具体的には、組織力コンサルティングのメソッドや組織変革に向けた想いを、現場だけではなく担当者の方などにも浸透していかないと組織力アップは実現しないといった想いがあるのではないでしょうか。
最後に一言お願いします。
荻阪さん独自の「バインディング・アプローチ」というメソッドをわかりやすく説明しながら、具体的なアクションへと導いていくのが、チェンジ・アーティストの講演会の特徴だと思います。現在、企業や労働組合などでリーダーや講演などを企画・担当している方は、ぜひ組織変革の手法の1つとして、本質に迫る荻阪さんの話を実際に聴いてみてはいかがでしょうか。